那珂川市戦没者追悼式がミリカローデン那珂川で執り行われました。祖国のためにお亡くなりになられた市内300名余の御霊に謹んで哀悼の意を表します。

戦後80年。現在では9割が戦争を体験したことがない世代。まだ戦後24年しかたっていない昭和44年に生まれた私たち世代も含め、先達の体験を直に伺い平和に対する思いを受け継いで行かなければならないと思います。

祖父は海軍の駆逐艦の乗組員、祖父の弟は特攻隊員(待機中に終戦)、祖母の弟は陸軍でフィリピン、マニラを転戦した経験を小学生の頃聞かせていただきましたが、自分が年を重ねる毎にその重さは身に沁みて解るようになりました。

「昭和16年の敗戦」のノンフィクションドラマが放送されましたが、当時の各専門家の選び抜かれた若手が模擬内閣でシミュレーションした敗戦結果が公にされず、原爆以外はほぼそのとおりに進み悲惨な結果に何故抑止できなかったのか、残念でなりません。

亡くなられた英霊のためにも、現代社会における世界平和の実現が叶うことを願います。